9月12日〜14日
     
               
 

 

週末の津田おとり店恒例の友釣り&BBQ大会の参加を皮切りに、
例によって悪戦苦闘の3日間ながらも、十分楽しめました

 
               

9月12日(土)曇り時々小雨 参加することに意義あり。
今日は、津田おとり店恒例の友釣り&BBQ大会。あいにくの小雨模様の天候にもかかわらず競技スタート時間の7時前には参加者30数名が続々と。皆さん張り切っています。
皆さん思い思いのポイントへ出払ったあとのんびり着替えて8時スタート。今回のルールは1匹寸長と総数量の2部門。まあ、数でとても太刀打ちできませんから、大物狙いの一発勝負。よって目指すポイントは新堤前。そこが一杯ならあそこと思いつつ新堤へ。
チャラ瀬で出し掛かり。
土手をとことこ歩いて河原に下りると分流への流れ込み、チャラ瀬です。舟をつけておとりを休ませているとあちこちでハネが見えます。中には良型も。真夏の渇水期の朝夕、ここは泳がせの好ポイントです。まずはおとりを確保と竿を出すとすぐに掛かりました。出し掛かりで15センチほどのおとりごろ。が、後が続きません。おとりがへたっては元も子もありませんからすぐに新堤前へ移動です。
町役場のチャイムをきっかけに。
あは、やはり一級ポイントはすでに満席です。新堤前は3本の流れがあり、一級ポイントは一番奥の護岸寄り。新堤の末端、左岸手前から2本目の流れが空いていたのでそこに陣取りました。この流れも良いポイントですが、込んでいるときは人が歩き回るため、鮎が居つきません。なかなか追いません。周りの人の竿も曲がりません。時計は10時を回りました。すると新堤の切れ目が空きました。ラッキー、すぐに移動です。んが、まったく追いません。下流にいた人も一人去り、二人去り。開き直ってここでがんばるしかありません。町役場のお昼を知らせるチャイムが無情にも。もはやこれまでか。突然掛かりました。どうやら時合いが来たようで続けて3本。3本目が20cmオーバーです。時間は12時25分。店に帰着が1時のルール。これで十分です。やれやれ、でした。

               
 
               
寸長1位は26.5センチ!
店に戻って計測したら21センチ。まあ、賞には引っかからないだろうとゆっくり着替えていたら名前を呼ばれたような。何位だったかは聞き漏らしましたが、賞品をいただきました。1位は26.5センチ。ちなみに掛けた場所は、やはり新堤前、でした。このあとは楽しみのBBQ。いつものことながら美味しくいただきました。ご馳走様!

 
               
 
               
9月13日(日)晴れ 渡り場で。
昨日とうって変わって今朝は良い天気。
昨日からの居残りに加えて新たに来た人で駐車場は超過密状態。津田さんいわく、解禁日の2倍は人が入っている、とか。7時過ぎ、店には誰も残っていません。渡り場に降りて見回すと人、人、人で入る場所がほとんどありません。渡り場の左岸、いま立っているところが一段分空いています。ここは名前のとおり対岸に渡る人の通り道。夕方、人がいない静かな時が狙い目ですが、普段はあまり竿を出しません。と言ってもいられないのでここから始めることに。ところが1時間足らずで4本掛かりました。中には20cmオーバーも。
本流で撃沈。
追いが止まると動きようがありません。本流を見ると鉄筋棒から下があいていそうです。渡ってみると上流は一杯。下流は右岸も混雑しています。左岸側は相変わらず釣れていないのか鉄筋棒からガンガンの肩までに一人だけでちょうどあがってくるところ。常連のGさんで、朝のうち6本掛けて、型もまあまあ、とのこと。バトンタッチして鉄筋棒からガンガンの肩までを2時間、行ったり来たりしましたが15センチほどの小型を1本掛けただけで撃沈。ガンガンは人だらけで、また分流へ舞い戻りました。元いた場所しか空いていなくて、ここで5時近くまで粘ってやっと2本追加の計7本でした。20cmオーバーの1本、オスですでに婚姻色が出ていました。
 
               
 
               
9月14日(月)晴れ 大石下で。
すでに強めの風が吹いていますが今朝も良い天気です。渋滞をやり過ごして帰るつもりでしたが、どうもすっきりしません。津田さんに冷やかされながら、午前中だけやることに。9時過ぎ、前回ちょっと良い思いをしたあたりで、と川に入るとそこはすでに先行者。そこから渡り場まで誰もいません。自分なりにこのエリアの2番目の好ポイントと決めている場所で支度をしているうちに先行者が下っていきました。その人のお目当ては、どうやら一番下の瀬だったようです。美味しいところはとっておいて2番目から始めました。手前の瀬はいつも追わないので、これをまたいだ向こうの瀬に送る途中の石裏でいきなり掛かりました。20cmオーバーです。付け替えて送り込み、 石裏から棚にかけて泳がせているとまた掛かり、良い型が計3本。
ど〜もよくわからん。
追いが遠くなったところで美味しい場所へ移動です。見てびっくり、前回より減水が進み棚がチャラ瀬に変わっています。期待半分で、落ち込み下の水量のある泡立ちに送り込むと、これまた一発で掛かりました。これまた良型です。このあと、棚、向こうの深みと送り込みますがさっぱり追いません。このへんのところがど〜も良くわかりません。いるのかいないのか?いればすぐ掛かるのか、いても追い気がないのか、地合いで追うのか、そのへんのところがわかりづらいですねぇ。な〜んていってるうちに向こうの流れで根掛りです。やむを得ず立ち込んでまたびっくり。一面青藻がびっしりと。立ちこみついでに大石下の真ん中の瀬に移動です。ここ良く釣れた場所ですが、減水でチャラチャラです。落ち込み、瀬際がよく2本追加。やはり型が落ちます。ここまで飽きない程度につれ時間は11時を回りました。今日は何か釣れそうな、な〜んてその気になるとろくなことになりかねません。ここは潔く、予定通り終わりです。きっぱりと。
 
               
 
               
帰り際、右岸側から新堤に寄ってみました。1級ポイントで甲府の名手、望月さんが真ん中の瀬を攻めています。この方は津田さんの店の常連さんの中でもトップクラス。泳がせから引き釣りまで、TPOに応じて使いこなせるオールラウンダー。昨日、日曜日もあの混雑の中、良型を26本釣って竿頭。今日は今ひとつ追いが悪いそうですが、きっとたくさん掛けてくるでしょう。多分。  
               
 
渇水が進んでいます。まとまった雨が降らないとむづかしい釣りになるんでしょうねぇ。”彼岸花が咲くころは”、津田さんのせりふが、今のところまだ出てきませんが、しっかりと咲いていました。  
               
追記 狩野川のポイント・パノラマ画像に、新堤前を追加しました。
 
               
 

10月3,4日