8月26日〜28日
     
               
 
               

 

東京に比べて伊豆は別天地。陽射しこそ強いものの、湿度は低く風はさわやか。
朝夕は寒く感じるほど、すでに秋の気配が。
数はそれなりながらも、今シーズンやっと釣りらしい釣りを楽しみました。

 
               

8月26日(水)晴れ ヤナギはあいも変わらず???。
検索ダイアル・マピオンの天気予報はかなり正確です。大仁は朝から終日風6メートル前後。今日もゆっくり家を出て2時過ぎ着。平日ながら駐車場はすでに満杯。津田さんは、すでに川見と情報収集をかねて出漁中。川に下りると、分流の大石から下、左岸、右岸ともに満席です。先週と状況は変わっていないようで渡り場からヤナギにかけては誰もいません。水位は平水、浅いところの垢はつきすぎていて赤茶色。渡り場上に立ちこんで水中をのぞいてみると、大きな石に新しいなめ跡が。よせばいいのに、ひょっとしたらの想いで、水とおしのよい、深瀬のヤナギに決めましたがやはりダメで、強い風の中を2時間ほど頑張って、やっと小ぶりが4本、でした。


大石下の左岸側

8月27日(木)晴れ やはり分流、大石下。
今日は人も少なくゆっくりと場所が選べそうです。8時過ぎ入川。迷わず
大石下の左岸側へ直行です。左岸大石横にお一人、右岸側にはまだ誰もいません。前回よかったポイントに送り込むとすぐに掛かりました。18センチとなかなかのサイズです。入れ掛りとはいきませんが、ポイントをこまめに変えると飽きない程度に掛かり、午前中で11本。サイズも揃いました。
瀬の中よりも瀬際のたわみで。
風もなく絶好の釣り日和り。 今日は20を超えるかと、期待も鼻も膨らみます。午後からがたっとペースが落ち、またいつものパターンに?。2時過ぎ、深瀬のたわみにヒラが見えます。おとりを送り込むといきなりゴン。ため込むとぐんぐんもぐりおとりの頭が見えません。ひとのしで複合メタルの0.1号が真ん中から高飛びです。気をとりなおして、仕掛けを張り替え、同じ流れに送り込むと、またゴン。今度は左右に走り回りましたがすぐに浮いてきて、抜き上げると口掛かり。20センチをゆうに超えています。後で店で実測したら22.7センチありました。どうやら差しあがってきたようで、ポイントを変えるとポツポツながら掛かり、午後は7本追加、結果トータル18本。うち20cm超が5本混じりました。前回と比べて、小型と良型のバランスが逆転した結構な1日でした。
瀬の中ではあまり追わず、掛かっても小ぶり、主にゆったりした深瀬や瀬の肩でよく追いました。

 
               

8月28日(金)曇り またぞろ分流、大石下。
前の晩の情報では、あいも変わらず良型は新堤前。今日は午前中だけの予定なので、またぞろ大石下へ8時入川。
すでに特等席に先客が。ひと言挨拶して30メートルほど上流へ。昨日はこの場所でもよく追いました。時合いがきていたのか、仕掛けをセットしている間にも特等席では竿が曲がっています。 昨日、自分なりに満足したので仕掛けのセッティングにも余裕があります。
泳がせて8本
手前の早瀬を横切らせて深瀬に送り、竿先がちょっと曲がる程度にテンションをかけるとしばらくして掛かりました。良型です。10時過ぎ、6本掛かったところで、”どうですか”と後ろから声がかかりました。下流の特等席の人です。
”ポツポツで6本です。下のあの場所、よく掛かっていますね。” 
”いや〜、バラシが多くて4本です。” 
沼津の方で、いつもは上流域で釣っていて、松下の瀬には今回で3回目だとか。またお一人、知り合いが増えました。元の場所に戻った後も頻繁に掛けていました。こちらはペースダウンして昼までに2本追加の計8本。昨日同様20センチどまりでしたが型が揃いました。
上がり際、沼津の方から、
”もう上がりですか?でかいのがどんどん差してきていて、これからですよ”
確かに大きいのがギラギラしています。しばらく見学していると狙うポイントは同じです。ちなみに数を聞くと 、
”20本近いかな?”
さすがです。

 
               
追記 狩野川のポイント・パノラマ画像に、新堤前を追加しました。
 
               
 

9月6日、7日