10月11日,12日

10月11日(金)松下の瀬右岸へ
台風21号が狩野川を直撃。警戒水位の6m近くまで増水。 一時期急激に水位が上下したため,台風一過,水が引いた翌早朝には,おびただしい数の鮎が岸辺に取り残された。台風後にはよくある事で,地元では一人で5,000本もすくい上げた人がいたようだ。その後また大雨にたたられ川は完全に白川になる。鮎もほとんど下り,シーズンも終焉との想いで,様子を身がてら出かけた。
水かさ18cm高,水温は暖かい
大水でも比較的垢が残る松下の瀬へ7時入川。 大水から6日たったが,さすがに垢つきが悪く辺地よりで3分程度。所々にかろうじて垢が残っている。が,ごみの量もものすごい。葦やビニール袋がこれはと思う石回りに絡みついている。小1時間ほどごみの回収と川見をしているところへ地元のKさんも様子を見に来たが竿を出さずに帰ってしまった。こいうときは地元の人がうらやましい。せっかく来たのだからと気温も上がってきた8時過ぎ竿を出す。
良く追ったが18cm止まり
沖に向かうほど垢つきが悪いと見て,徹底して辺地の残り垢を探して釣り歩く。結果,気温の上がった午後に掛けて予想に反してよく追った。型は小振りが多く,12〜18cm。根掛りが多くたちこんで回収できないため7回糸切りしたが15本キープ。魚もまだ白く,餌不足のためやせてはいたが錆びづいたのは1本だけ。まずまずといったところ。風が強くなり,気温が下がり始めた4時にタイムアウト。
10月12日(土)ふたたび右岸へ
6時半起床。昨日と比べ今朝は一段と冷え込む。 これからの釣りは気温と水温次第。日中の上昇に期待して再び右岸へ入川する。昨日見ていた限りでは,対岸の人の竿があまり上がっていなかった。朝から良く晴れて風もない。絶好の釣り日和り。ここ2日ほど上流の新堤が釣れているとの事なので,北狩野荘前あたりまで足を伸ばす。8時過ぎ,これはと思うポイントはすでに満杯。やむをえづ根掛り覚悟で昨日と同じポイントに入る。
今シーズンのワースト記録
水かさはあまり落ちていない。水温が低い。夕べから今朝に掛けてよほど気温が下がったのだろうか。辺地よりの緩やかな流れにおとりを送り込むが,まったく追わない。周囲を見渡すがほとんど竿が上がっていない。午前中最悪の0。地元常連の名手Hさんも見限って上がってしまった。何とかおでこはまぬがれたいと昼食をはさんで3時まで粘ってやっと4本ゲット。今シーズン最悪の釣果となった。あ〜、しんど。

10月18,19日