8月28,29日

8月28日(木)曇りのち晴れ 満を持して大仁へ。
先週までの長雨ですっかり白川となった狩野川にやっと垢がつき始めた。 垢つきが遅くまだ十分ではないが待ちきれず出かけた。
ヤナギ前をベースに,,,。
津田さんの話では,柳の上の3の島の頭の周りが垢つきが一番良く,右岸の新堤の突端にかけて実績が上がっていて,前日午後から入った人が良型を10本上げたとか。
8時過ぎ,ヤナギ前の荷物を置き,様子を見る。3の島周りから新堤にかけてすでに満席。ヤナギ前, 渡り場当たりにチラホラ。ヤナギ前まで辺地を見て歩くが垢が薄くハミ後がまったく見当たらない。ヤナギ前が実に良い荒瀬になっているが,辺地がこの状態では,まだ早い。3の島の分流側の瀬尻 から下が空いている。水が20cmほど高いのでいい平瀬になっている。所々にハミ後が見える。まずこの瀬に決めた。
終日頑張るも,,。
水温17.8℃。前夜,上流で雨が降ったようで午後になっても20℃を越えなかった。竿,競技T1.中硬9mに水中糸フロロM0.125号,針8号チラシでおとりを泳がせる。30分ほどしてやっとおとりが変わる。15cm。その後,実に追いが悪く,午前中,2本追加の計3本。
戦意喪失のTKO。
午後,3の島周りから人が消えた。水温の上昇を期待して分流の瀬に移動したが,まったくの空振り。本流側,2の島の頭の分流,本流側とまんべんなく探ったが,かすりもしなかった。
途中,顔見知りの清水市から来たUさんと出会ったが,かんばしくないようだ。いつもなら夕まず目の時合いを期待するところだが,戦意喪失のTKO。4時過ぎにタイムアウトとする。Uさんは,あの後,ダメ元で渡り場で竿を出したところ,良型が入れ掛かりだったそうだ。う〜ん。どうも判らん。昨日良かった場所ではまったく追わなかったようだし,まだ早いとされる渡り場りでつれたとは,,。

8月29日(木)快晴。ダメ元で水晶淵へ。
朝から快晴。気温も高く,今日は暑くなりそうだ。津田さんの店でUさんと会う。当然渡り場に入るとおっしゃる。ご相伴をとも思ったが,どうも全体的魚が薄そうで一晩で魚が差し上がって来る感じがしない。また渡り場でもポイントが限られているだろう。ここはダメ元で好きな水晶淵で,と津田さんに様子を聞く。当然,まだ水も高く垢つきも悪い,昨日2人入ったが,1日頑張って2匹と1匹だったとのこと。う〜ん。入る場所がない。まあ,ダメ元,ダメ元。
あららの10本。シーズン初の23.5cmも。
7時過ぎ入川。水温19.8℃と昨日より2度も高い。水は相変わらず高く,ガンガンの落ち込みから1本通しの荒瀬になっている。手前の深みの底石は真っ白。沖の荒瀬際の大石の頭が黒ずんでいるが,垢が付いているのか地色なのかはっきりしない。付いているものと期待するが,立ち込めないので竿を10mにする。水中糸は流れがきついのでフロロの0.175号を張り,背針を打つ。第1投沖へ送り込む途中でいきなりきた。16cm。真っ白でやせ細っている。付け替えて瀬の際のたわみで静かに泳がせる。しばらくして目印がくくッとはしり,すぐに手前によってきた。また小さいかと竿をためると,ググンと潜り沖へ向かった。でかいっ。瀬に乗られたら終りなので下がりながら手前に寄せ,落とし込みで取り込んだのは,今シーズン最大の23.5cm。白っぽいが丸々とした良い鮎で,もったいなくておとり缶にしまいこんだ。20cm以上はしまいこみ,養殖と中型を使いまわして午前中で9本キープする。内,20cm超が4本。上出来。
午後は一転,トラブル続き。
午後から風が強くなる。2時過ぎ,時合いが来たのか瞬間,入れ掛かりモードになるが,ため込み途中で足場の石を踏み外して,高切れ。0.2号に変えるも,風にあおられ水中バレ等,トラブルが続き,時合いを逃し,結局1本追加の計10本にとどまった。
まだ早いのか,魚が薄いのか。
まだ垢つきが不充分なのか,魚が薄いのか。とにかく難しくて良くわからない。いずれにしろ,その日のポイントにあたれば良型が混じるので,これからが楽しみ。今年はひょっとして尺あゆにお目にかかれるかもしれない。

良型4本と狩野川今シーズン最大の23.5cm。

9月3,4日
9月9,10,11日