9月3,4日
9月9,10,11日

 

ズタボロの5日間。
今年はあゆの絶対量が少ない。
おまけに遅れてきた残暑で土用隠れ気味と最悪のコンディション。
”あまり釣れないよ””んが,掛かれば大きい”
2週にわたって出かけたが,惨憺たる結果に終わった

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9月3日(水)快晴。渡り場から水晶淵へ.
やっと川も落ち着いて,平水よりちょっと高め。,垢つきも十分。8時現在で水温も20℃と申し分なし。今日は渡り場からつり始める。辺地の垢は一部腐り始めているが,流芯の深みは,垢つきが良くはみ後もあちこちに見られる。
あちこち這いずり回ってやっと2本。
竿を出して10分ほどで待望の1本。17cmとまあまあのサイズ。しかし後が続かない。渡り場から大石まで,ここぞと思うポイントをまんべんなく探ったが11時までにやっと1本追加しただけ。見切って本流へまわる。辺地の石垢は腐り,青のろが生えている。鉄筋棒周りの辺地は浅くなっていて立ちこみやすい。1時間ほどガンガンの肩まで上下したがまったく追わなかった。 あきらめて水晶淵へ下り,休憩とする。先週と同じパターンだ。
追いは夕方のみ。土用隠れ状態。
休憩中,トロの様子を見ていたが,竿がまったく上がらない。落ち込みもダメらしく,人がいない。おとり休めと夕方に期待して休憩をたっぷりとり,2時再開。先週の実績から,落ち込みの際,沖の瀬の際へとおとりを送り込むが追いがない。1時間粘ったがまったく追わない。3時過ぎやっと追い始める。しかし,この場所は根掛りが多く,2本掛けては1本根掛りといった状態で, 5時半までに6本掛けて5本根掛りで失った。計3本手元に残るという最悪の結果となった。帰り支度をしていると上流から顔なじみが次々と降りてきた。皆さん,1つだ,2つだと,さっぱりのようだった。
9月4日(木)曇り。一時強風。水晶淵へ。
朝,津田さんの店で昨日の様子を聞く。本流分流ともに絶不調とのこと。ツ抜けは0。大半が2〜3本。こうなると入る場所がない。明日は所用の為,今日は午前中だけの釣り。釣りなれた水晶淵に入る。水位は昨日と同じ。7時現在,水温19.7℃。
2本のど貧果。早々に退散する。
昨日根掛りが多発した落ち込みを避け20mほど下がって竿を出す。増水中は1本瀬になっていたが,減水して元の流れに戻った手前の流れに送り込むと1発で掛かった。20cmの良型。昨日はまったく追わなかったポイントだ。付け替えて送り込むとまたすぐに追って同サイズ。しかしそれっきり追わなくなった。まったくどうなっているのか。泳がせ,引き泳がせにして上下30mほどをいったり来たりしたがかすりもしなかった。12時過ぎタイムオーバー。計2本。

9月9日(火)快晴。水晶淵へ。
晴天続きで土用隠れ状態は変わらない。釣れないと解かっていつつ,また出かけた。津田おとり店で月,火出勤組のN原さんに久しぶりにお会いする。この方は泳がせの名手。常に20,30とあげてくるが,N原さんをもってしても今年の狩野川はなかなか渋いとか。昨日も午前中はまったく追わず,夕方からやっと追ったが,ツが抜けなかったそうだ。う〜ん。また水晶淵か。
N原さん,ダントツの21本。
9時入川。すでにN原さんを含め5人の人が竿を出していて満席状態。おとり缶を埋け,しばらく見物する。水温は20度を越えている。
30分ほど誰の竿もたたなかったが、はじめにかけたのはN原さん。おとりが変わると続けて2本追化した。さすが。ポイントは手前の流れの瀬尻 から30m以上下ったトロで渇水期にやっと垢が付く場所。胸まで浸かって立ちこみ,中ほどの大石に登って対岸の瀬の際を泳がせている。後で聞くと,そこで14本,午後からヤナギへ移動して7本追加の計21本だとか。しばらくして落ち込みの際で竿を出していた人が上流へ移動したので根掛りの多い場所だがそこへ入る。結果,午前中3本,夕方を期待したが空振りで0の計3本と先週に続いてド貧果。下手だね〜。
9月10日(水)快晴。ふたたび水晶淵へ。
前日,N原さんから,午前中元気なおとりをキープしてトロで,午後は休みをたっぷりとって,夕方,ヤナギ前狙いのアドバイスをいただく。7時入川。すでに前日竿を出していた2人がすでにN原さんポイントに入っている。シルバーシートは空いている。水温すでに20℃超。まずは元気なおとりをと手前の瀬尻 に送り込むとたてつづけに2本掛かる。先週と同じ。やな予感がしたが,ずばり的中。後にも先にもこの2本だけに終わった。夕方の追いもなく今日は語るべきものがな〜んもない。トロで終日粘った人も似たりよったりだったそうだ。
9月11日(木)快晴。よせばいいのにみたび水晶淵へ。
前日,仮眠して帰るつもりがおもわず爆睡。目がさめたら夜が明けていた。7時過ぎ,津田さんの店によるとすでに大勢のお客さんがきている。顔なじみのOさん,F橋さん,T松さんも来ている。”魚が少ない。朝か夕方と,追う時間帯はっきり分かれる。場所は日替わりで特定できない。運良く時合いとポイントのつぼにはまった人が良型を上げてくる”と津田さんのアドバイスも歯切れが悪い。F橋さん,T松さんはいつも連れ立って午前中,半日だけ釣りをして帰る常連さん。本流の鉄筋棒周辺が好きで,竿だけ出せればよいからと,前日までまったく実績が上がらない本流へ向かった。ところがこれがつぼにはまって大当たり。こちらは午前中だけ,と馬鹿の一つ覚えのようにみたび水晶淵へ入るが,やっと2本と情けない結果だったが,T松さんは,24cmを頭に6本。F橋さんは,25cmを頭に同数。恐れ入りました。


9月17,18日