ズタボロの5日間。 今年はあゆの絶対量が少ない。 おまけに遅れてきた残暑で土用隠れ気味と最悪のコンディション。 ”あまり釣れないよ””んが,掛かれば大きい” 2週にわたって出かけたが,惨憺たる結果に終わった
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9月9日(火)快晴。水晶淵へ。 晴天続きで土用隠れ状態は変わらない。釣れないと解かっていつつ,また出かけた。津田おとり店で月,火出勤組のN原さんに久しぶりにお会いする。この方は泳がせの名手。常に20,30とあげてくるが,N原さんをもってしても今年の狩野川はなかなか渋いとか。昨日も午前中はまったく追わず,夕方からやっと追ったが,ツが抜けなかったそうだ。う〜ん。また水晶淵か。 N原さん,ダントツの21本。 9時入川。すでにN原さんを含め5人の人が竿を出していて満席状態。おとり缶を埋け,しばらく見物する。水温は20度を越えている。 30分ほど誰の竿もたたなかったが、はじめにかけたのはN原さん。おとりが変わると続けて2本追化した。さすが。ポイントは手前の流れの瀬尻 から30m以上下ったトロで渇水期にやっと垢が付く場所。胸まで浸かって立ちこみ,中ほどの大石に登って対岸の瀬の際を泳がせている。後で聞くと,そこで14本,午後からヤナギへ移動して7本追加の計21本だとか。しばらくして落ち込みの際で竿を出していた人が上流へ移動したので根掛りの多い場所だがそこへ入る。結果,午前中3本,夕方を期待したが空振りで0の計3本と先週に続いてド貧果。下手だね〜。 9月10日(水)快晴。ふたたび水晶淵へ。 前日,N原さんから,午前中元気なおとりをキープしてトロで,午後は休みをたっぷりとって,夕方,ヤナギ前狙いのアドバイスをいただく。7時入川。すでに前日竿を出していた2人がすでにN原さんポイントに入っている。シルバーシートは空いている。水温すでに20℃超。まずは元気なおとりをと手前の瀬尻 に送り込むとたてつづけに2本掛かる。先週と同じ。やな予感がしたが,ずばり的中。後にも先にもこの2本だけに終わった。夕方の追いもなく今日は語るべきものがな〜んもない。トロで終日粘った人も似たりよったりだったそうだ。 9月11日(木)快晴。よせばいいのにみたび水晶淵へ。 前日,仮眠して帰るつもりがおもわず爆睡。目がさめたら夜が明けていた。7時過ぎ,津田さんの店によるとすでに大勢のお客さんがきている。顔なじみのOさん,F橋さん,T松さんも来ている。”魚が少ない。朝か夕方と,追う時間帯はっきり分かれる。場所は日替わりで特定できない。運良く時合いとポイントのつぼにはまった人が良型を上げてくる”と津田さんのアドバイスも歯切れが悪い。F橋さん,T松さんはいつも連れ立って午前中,半日だけ釣りをして帰る常連さん。本流の鉄筋棒周辺が好きで,竿だけ出せればよいからと,前日までまったく実績が上がらない本流へ向かった。ところがこれがつぼにはまって大当たり。こちらは午前中だけ,と馬鹿の一つ覚えのようにみたび水晶淵へ入るが,やっと2本と情けない結果だったが,T松さんは,24cmを頭に6本。F橋さんは,25cmを頭に同数。恐れ入りました。