8月15〜16日
     
             
             


ヒトもあゆも盆休み。

連日の猛暑でうんざりしています。
外出する気にもなれず、家でぐうたら。急用で伊東に出かけることに。ついでに狩野川へ寄ってきました。
台風で古垢が一掃され水量もたっぷり、だったのもつかの間。
現在、-15センチの超渇水、垢も腐れ気味で青藻まで生えていて条件は決して良くありません。
上流のショッコから 新提前までの深瀬では、盆休みで地元の人が20人ほど竿を出していましたが、松下の瀬はがら空き。
どうやら人もあゆも盆休みで深いところに集まっているようです。



8月15日(水)快晴 2時間でデカイのを7本
渇水時はトロ場に限ります。夕まず目を、と2時入川。
台風前とすっかり様子が変わっています。分流の落ち込み、合流地点の川幅が広くなっています。流れ込みの左端から下流は砂で埋まり、手前の左岸側は釣りになりそうもありません。例によって津田さんのアドバイスで、”流れ込みと本流の瀬が合流するあたりを狙え”を目安に竿を出します。表水温26.8℃。かなり高い。竿は早瀬抜き、水中糸0.07号複合メタル。針は8.5号チラシ。トロならこれで十分と考えています。送り込むといきなり23センチが掛かりました。入れ掛かりとはいかず竿を上げると、なんと青藻が絡み付いています。改めて水中を見ると千切れた藻がひっきりなしに流れています。こまめに取り除いていると複合メタルが白くなり劣化の兆し。フロロの0.25号に変えます。2時半過ぎから時合が来たのか、追い始め4本追加。すべて20センチ超。これは半日でツ抜けかと意気込みましたが、ぴたりと追いどまり、4時過ぎからやっと追い出し2本追加の計7本。上は25センチ、すそでも23センチ。内、遡上物が3本混じりました。

8月16日(木)曇りのち晴れ 同じくトロで半日釣り
昨夜は百笑の湯でゆっくりと温泉に浸かり、マッサージ機で体をほぐしました。とはいえ前回痛めた腰がいまひとつなので、今日は無理せず半日だけ。今日も朝から暑い。迷わずトロへ直行、7時入川。水温22.6℃。水に浸かると涼味満点。たまに吹く風も心地よい。きのうと同じ仕掛けだが、はじめのおとりは養殖なので背張りを打つ。1時間音沙汰なし。8時過ぎ、水温が1℃上がってやっと掛かりました。やはりデカイ。ためらわずこれをおとりにして送り込むとすぐに掛かる。これまたデカくて25,6センチ。入れ掛かりモードと期待するが後が続きません。相変わらず流れ藻が多くきのうはこまめに取っていましたが、今日は放っておき、おとりがデカくて馬力があるのでブレーキ代わりに。3本掛けたところで追いが遠くなり、竿2本ほど上へ移動。ここで根掛りを連発。3本かけて3本根掛りと無駄骨を。後で聞けば大きな沈み石に葦が吹流しのように絡まっているとか。元に戻って2本追加、12時過ぎにタイムアウト。計5本、すべて放流ものでした。

1日過ごすならおとり缶は必携。
とにかくでかく取り込むまでてスリリング。抜こうにも抜けず手元に寄せてタモに吊るし込みましたが、つまみ糸0.4号を30センチと長めに取っておいて正解でした。また、表水温が高く、おとりを付け替えているだけで瞬間仮死状態になりますが、すぐに戻ります。船の中のあゆもヘロヘロ状態で、未使用の養殖おとりも腹を見せていました。慣れた人は、船を足で踏んづけて釣るそうですから、おとり缶は必携。使わないおとり、掛かりあゆは早めにおとり缶に入れて、できるだけ深いところに埋けておきたいですね。