8月31〜9月1日
   
           

とんだ三隣亡。

秩父荒川から2日休んで狩野川へ。
何ともちぐはぐな2日間。とんだ三隣亡でした。

8月31日(木)晴れのち曇り おとりのお変わりも惨敗。
”本流が好調、型も揃いはじめた”。今回は鉄筋棒からガンガンを、と決意も新たに出かけました。
津田おとり店に着くと、悪魔のささやきが、、。”あんたの好きなガンガンの落ち込みの右岸側で良い型が、、。決意はもろくも崩れ、先週に続いて落ち込みへ。9時過ぎ入川。すでにお一人が立ちこんで右岸を攻めています。とりあえずはおとりをと、手前、左岸の辺地、落ち込みの際の上下を丹念に探りましたがぜ〜んぜん追いません。 チビすら掛かりません。そのうち、あせっておとりを引きすぎるのかおとりもへたり気味。おとりが弱るとすぐに根掛りするので、取替えひっかえするもまったく追わず。立ちこんでいる人もあまり芳しくありません。11時。立ちこんでいる人が根掛りであきらめ上流へ。チャンス、といいたいところですが、こちらのおとりはすべてグロッキー。このままでは、今季初の”ボ”。悔しいのでこれまた今季初のおとりのお変わりを求めてお店に。
津田さんの助け舟。
昼食休憩中、ガンガンの左岸に入っている常連のTさんがしきりに掛けています。朝、彼一人でしたが、今は竿のほう列。右岸にも4,5人竿を出しています。どうやら新堤あたりから降りてきたようです。時合いが来たのかTさん入れ掛かり。それではおとりをと再開するも追わない。意を決して養殖を持って右岸側へ立ちこむ。やっとチビと16センチ腹掛りをゲットするがおとりにならない。上下をいったりきたりするが追わない。元気なおとりがないので上に移動する気にもなれません。左岸に戻ってうろうろと。もうおとりも人間もヘロへロ。4時過ぎ、午後から左岸、小がんがんで竿を出していた津田さんが、見るに見かねて生きの良いおとりを提供してくれました。付け替えたとたん一発で掛かりました。あとがなかなか続かずやっと2本追加してタイムアウト。疲れた。店に戻るとTさんがいて、聞けば、ゲッ、50本!ガンガンだけで、、。明日は本流だな。せめて20本は、、。
9月1日(金)終日雨、、。
前夜、例よって温泉でゆっくり疲れを取る。6時過ぎ外は雨。これは予定外。家を出るときの予報は曇りのち晴れ。月曜から居続けの常連Mさんいわく”夕べ予報が変わって今日は荒れ模様、お先に”と引き上げていった。このままでは消化不良。まだ小降り、と8時前ガンガンの肩の上に入川。水温19.7℃。辺地でじいっと我慢して16cmをゲット。ちょっと下がってまた1本とボツボツ掛かります。10時半過ぎ、雨が強くなり澄んでいた水が笹にごり。ここまで6本キープ。
あっという間に水かさが、、、。
11時過ぎ右岸側が茶色くにごり、水かさも増えてきました。酒匂川の惨事が頭をよぎり竿をしまいました。残念。渡り場から分流を見るとすでに茶色。おそるおそる渡って来たが水中の石が見えないため、けつまずいたり滑ったりで結構怖かった。竿を並べていたキャプテンOさんも30分ほどあとに上がってきたが、私の上がった15分後にあっという間に水かさが増え、海の猛者でさえ、通いなれた分流を渡りきるのに流されそうになり怖かったそうだ。くわばらくわばら。
午後は退散。
店で昼食をとりながら様子を見るも雨はいっこうに止みません。よしんば止んだとしても今日は釣りにならないでしょう。予報では明日は晴れ。地元のOさんが”明日は雨後の大釣り、間違いなし”とけしかけます。そんな悪魔のささやきを振り切って、本日は、尻尾を巻いて退散、です。