9月8,9日
   
             

       掛かればでかい松下のあゆ。
なんやかやで、約ひと月あゆとご無沙汰。26cmだ,28cmだ、とやたらに大きいのが掛かるらしい。今週こそという矢先にこちらも大きい14号台風が上陸。直撃すれば今シーズンは終わり。日本海側にそれ,出水も50cm程度で済んだ1日後に出かけた。

9月8日(木) 曇り時々晴れ初日は3つ目の島周りから。
10時半入川。水位20センチ高でささにごり。台風直後のためか人出もなく、貸しきり状態。ヤナギ前に荷物をおき、水の高いときに入ってみたかった, ヤナギの上,3つ目の島の瀬肩からはじめる。左岸から泳がせるといきなり掛かった。瀬に持ち込まれないようにためていると対岸に向かって走り出した。水が高いためあまり身動きが取れない。強引に寄せようとするが寄り切らない。魚を止めたまま,よたよたと瀬をわたりきったところでヒトのしで身切れした。向きを変えて同じところに送り込むと、しばらくして掛かりこれは引き抜きで無事に取り込めた。22cm。するとさっきのは。瀬肩で1本追加し,2つ目の島の瀬肩でさらに1本追加。共に20cm超。この間バラシ2回。分流ヤナギ前に回り込むと,津田さんに遭遇。左岸から瀬のたわみに送り込むとしばらくして掛かり,ため込むがまたもや身切れバラシ。ちょっと下ったところでまた掛かり,今度は自分が慎重に下り,取り込むも18cm。渡り場まで釣り下って本流に回り,鉄筋棒では音沙汰なし。とにかく疲れる。
午後は分流を行ったり来たり。
遅めの昼食後は,渡り場からヤナギまで行ったり来たりしたがあまり追わず,3本追加で計7本。

9月9日(金) 曇り時々晴れ 終日トロで。
相変わらず人出は少ない。今日はまずトロからはじめる。8時入川。驚いた。すっかり様子が変わっている。11号台風の影響だろうか。20cm高いだけではないようだ。まず足元がすっかり砂で埋まっている。ガンガン瀬からの落ち込みも落差がなく,1本瀬 。水が落ち着くとどうなるのだろうか。
期待半分で。
とりあえず様子見で手前の緩やかな流れにおとりを送り込むがすぐに流される。1号錘をつけてやっと安定する。しばらくして20cm超のきれいなあゆが追い掛かる。気を良くして流芯へ送り込むと1発で根掛かり。平水なら回収できるが,水勢が強くとても無理。あきらめて糸切り後しばらく追わない。9時半過ぎ,突然追い始めた。一時入れ掛かりとなるが,型が良いため抜ききれず下っては取り込み、もとの位置にもどるの繰り返しで時間をロス。結局午前中9本をゲット。
午後はトラブルの連続。
昼食休憩後再開。沖のたわみに送り込むとすぐにふわっとしたあたり。竿先で軽く合わせると手前に戻ってきた。えびかなと思った瞬間,一気に走り出し、のされてあえなく親子丼。これがけちのつきはじめで,掛けては身切れ,根掛かりを繰り返し,結局7本掛けて,手元に残ったのは2本のみ。午前とあわせて計11本。型はよく計測すると25cm2本、24cmが混じり,十分満足できた。明日以降水が落ち着くに従い型,数共にもっと良くなると思う。