7月29〜30日
 

 

 


行ってきました狩野川へ。
春先に下流の支流、来光川の工事の影響で一時遡上の後が続かず絶対量が少なく、対策として実施した放流も失敗した。
んにゃ今年はどこの川も釣れなくてこれはエルニーニョが原因。
だとかとにかく釣れない原因がわんさかあって釣り師の足もいまいちとか。

川ができあがるのを、遠目にそっと様子を見ているところ、
な〜んて言っているうちにシーズンが終わっちゃうといけません。
うだるような東京より少しは涼しかろうと、涼みがてら出かけました。

7月29日(水)曇りのち晴 掛かればでかいのも。

10時過ぎ津田おとり店に到着。おとーさん、お盆の支度で不在につき、様子がわからぬまま。11時過ぎいつもの分流大石下、左岸側へ入川。立て続けの台風の影響で、なかなか水位が下がらず現在約10センチ高。なれど、川相はすこぶるよろしく、本当に釣れないのかしらん、と思うほど。
幸先よく1時間で4本。
左岸辺地寄りのたるみおとりを送り込むと。しばらくして追い掛かりオトリごろの16センチ。おとりが変わって縦竿にして沖へ泳がせるとど真ん中の流芯でヒット。沖に走られるもやっと取り込んだこれは大きく20センチ越え。真ん中でよく追って1時間で4本キープ。型も良い。な〜んだ釣れるじゃん。ところがこのあと1時から3時までまったく追わなくなった。場所を変え、また元へ戻ったりを繰り返したが追う気配がまったくない。5時まで粘ってやっと3本追加の計7本。う〜ん。
店に戻ると津田さんが待ち構えていて、
”何本?”
”7本。”
”えぇー、よく釣れたねぇ、たまげた型もいいじゃん。”
”へ?そんなに釣れないの?”
”とにかく魚が少ない。来る人も少ないから今は鵜の天下。”
”トロ?むり。新堤から下、本線いたるところに鵜が現れて釣りにならない。明日も今日と同じ場所に入ったら。”
話を鵜呑みにしたくはないが、こちらの腕を見越したうえでのご託宣。明日も同じ場所から始めるか。

 

7月30日(木)曇りときどき晴 撃沈。

昨日の様子から、きっと午前中のほうが追うだろうと8時前入川。鵜が6羽、最下流の石の上にすでに陣取っている。思惑外れて全然追わない。やっと20センチ越えが掛かって、生きのよいおとりに変わってもまったく追わない。なんだ、なんだ、なんなんだ。午前中やっと2本追加して昼食タイム。休憩後分流の最下流に下って再開。午前中石の上にたむろしていた鵜も今はいない。鵜の狙いはトロ場だったので、ここは無事かと思ったのだが、やはりダメ。ひと瀬を行ったり来たりしたが反応なし。もう一流しと一番下の他の石の際にオトリを送り込んだ瞬間に強烈な当たり。竿をためる間もなく一気に下の瀬に持ち込まれあえなく高切れ。後が続かずまた元の場所へ。その後も音沙汰なしの2時半過ぎ、根掛かりしてギブアップ、でした。
上流でちらちら見え隠れしていた津田さんもいつもより早上がりしていて、”ダ〜メだ追わないわ。ちいさいのが2本”

水がもっと詰まったら出直すことに。


           
 







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