9月10〜12日
 

 

 

先週に続いて狩野川へ。
自分にとっての狩野川は、子持ち鮎が釣れるこれからが本番。
今年は、尺鮎が出るかしらん。

9月10日(水)晴

11時、迷わずトロへ入川。トロは、当たり外れが大きく、掛かるまでに時間もかかることから一部の人をのぞいてあまり人気がない。ツボにはまるとおいしい思いをする時があるので好きなポイントの一つ。今回は滞在中にコンスタントにツを抜きたい。先週同様、初めてまもなく良型が掛かり、その後、入れ掛かりはないものの、21センチを頭に大小おりまぜ9本掛かった。んが、追ったのは2時過ぎまでで、最後の1本がなかなか掛からない。音沙汰なしになった3時過ぎ、しびれを切らして分流最下流に移動、帳尻り合わせの1本を追加し、やっとツ抜け達成の10ッポン。やれやれ、と。

9月11日(木)曇りのち晴

未明から雷とともにどしゃ降りとなり、朝まで続いた。こりゃあ、今日はダメだろうと思いきや、川は平水のまま。ただし濃い笹濁り状態。”今日は、大釣りできるぞ。”普段のんびりと出かける常連さんのおひとりが、7時過ぎにはそそくさと出かけた。わざわざこのタイミングを見計らって出かけてくる人もいるそうだ。その好機にたまたま出くわしたものの要領がさっぱりで、津田のおと〜さんに聞くと、
”濁りがあるうちが釣れて澄むと釣れなくなる。ただしどこでも釣れるわけではなく。たまるポイントがあってそこを知らないと無理。知らないとただ指を加えて見ていることになる。”
8時過ぎ、たまる場所は多分あそこだろう、と勝手に妄想して、分流の最下流に入る。こりゃあダメだ、にごりで足元がまったく見えない。上の大石前あたりに常連のOKBさんの姿が見える。こちらが支度している間にパタパタと掛けている。とりあえず開けたあたりから始めるがまったく追わない。恐る恐る移動しながら小さいのを1本ゲット。2時間ばかりロスし、昨日のトロへ移動することもできず、どうしたものかと思っていると上からOKBさん、手招きでここでやれと隣を指さしている。やっとこさっとこ手繰りで、ん?この場合、つま先探り?でなんとかたどり着いた。
あらら、やっぱり場所だねぇ。昼過ぎまでに21センチを頭に6本ゲット、合計7本。OKBさん、場所を譲ってくれてありがとね、と。水が完全に澄むと本当に追わなくなり3時前に終了とした。

9月12日(金)晴

今朝はすっきりと晴れ渡り、清々しい。8時過ぎトロへ直行。水温19度。午前中追いが悪くやっとオトリのサイズが3本。出水の後の型落ち? 場所替えか? 待てよ、初日に追ったのは確か午後になってから、、。握り飯をほおばりながら迷ったあげく横着を決め込んで居続けることに。
24.5センチを頭にプチ入れ掛かり
昼過ぎ再開。いきなり来た。デカい。20センチオーバ−。付け替えて送り込むとすぐに来た。これまたデカい。オトリが大きいこともあるが、なかなか寄らない。ためて寄ってくるのを待つ。トロはこのやり取りが実に楽しい。目の前まで寄ってきてスポンと飛びだし、タモにおさまった。デカッ。大きすぎてオトリにならないので、んにゃ、もったいないのでそのまま舟へ。後で測ったら24.5センチ。未使用の養殖に付け替えてもすぐ追ってきた。トロの深場から差してきたのか、時合いが来たのか型も良く、午前中がまるで嘘のよう。3時過ぎまでにプチ入れ掛かりが2回あり、ツ抜けを達成。4時近くになって13本目、型も落ちてきたところでタイムアウト。終わりよければすべてよし。久しぶりに楽しめた。


           
 







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