8月19日東京・秋川
 

 

 


ホームリバーの狩野川は、青藻は枯渇してほとんど流れたものの
まとまった雨に恵まれず、超渇水、現在土用隠れ状態とか。
う〜ん。そろそろ禁断症状も。
とにかく暑い。水浴びがてら近場の秋川へ出かけました。。

カミさんから月末に、所沢の親戚までアッシー君を頼まれた。
所沢といえば秋川が近くはないが遠くもない。
朝、親戚へ落して夕方ひろいに行くという条件で引き受けることに。

いつもなら時間を優先すると、関越練馬IC→圏央道あきる野ICが早く1時間ちょっと。
今回は、シュミレーションを兼ねて、
関越練馬IC→所沢IC→国道463号→圏央道入間IC→あきる野ICへ。
結果は、親戚まで1時間ちょっと、川まで1時間、合計2時間ちょっとで川に到着した。



8月19日(火)晴

秋川のポイントは、舘谷・小峰売店前か佳月橋あたりしか知らない。いずれも良く知られた場所なのでいつも人が多い。なので今回は事前に漁協の方に、ポイントをいくつか教えてもらい、見て歩いた結果、この場所に決めた。9時過ぎに入川したが竿を出している方はおひとりだけ。岩盤と石が敷き詰められたトロ瀬で良さげ。竿を出している方は、地元の人だそうで挨拶がてら様子をうかがうことに。
”この川、群れを見つけて釣れ、と聞きますが、、”
”う〜ん、群れが小さくなってなかなか見つからないね。見つかれば群れに送り込むと追い気の強いのが突っかかってくるけど、最近じや少なくなって一緒に泳いでるよ。群れを探すのもめんどくさいのでまわってくるのを待ってるの。”
あ、こういう人、親しみを覚えます。
話している間にもキラキラと小振りな鮎がヒラを打っている。これはお目当ての群れではなく多摩川から上がってきている天然遡上鮎だそうでまだ小さい。。。
デカッ。24センチ!!。

断って上流の石色のよいところで竿を出すことに。
支度をしている間にもギラッとヒラを打つのが見える。えっ。あんなデカいのがいるの?”半信半疑でオトリを送り込む。仕掛けは、水中糸、メタコンポUの007号。針はオトリ屋のおと〜さんのすすめでチラシの8号。 止め泳がせにして待つもすぐには追わない。やはりあれはニゴイかハヤかなと思い始めたら、ギラッときた。水が澄んでいるのでよく見えた。ためて抜こうとしても抜け切れない。よせてタモに落とし込む。デカッ、手尺23センチを超えている。オトリにならないので次の養殖を。入れ掛かりとはいかないが、続いておとり頃の20センチ、さらに23センチ、午前中で3本掛けた。なんか余裕ができてちょっと休憩。
突然、ギャルのグループが、、。
川の最下流にキャンプスペースがあり今日もにぎわっている。そこから釣っている対岸が護岸のポイントまで距離がある。昼過ぎ、下流の護岸の切れ目から突然、湧き上がるようにして人があらわれた。10人ぐらいのグループがそれぞれ水中遊具を手にぞろぞろと。えっ、まさか。すぐ上に瀬から落ち込んだ淵がある。グループは淵を通過してアシの茂みへ消えた。やれやれ。続いて高校生と思しきギャルのグループが現れた。7,8人、全員水着姿。また通過組かと思っていたら、下流で釣っている人のすぐ脇でいきなり飛びこんだ。ゲッ、下流の人はというと動じることもなくそのまま釣りを続けている。どうやら織り込み済みらしい様子。しばらくするといったん上がってこちらの目の前に来て飛び込みそうな気配。あわてて手を振って駄目だしを。しぶしぶあきらめたものの、下の人との間に飛び込んだ。しょうがねぇ、多勢に無勢、こちらに勝ち目はない。彼女達にしてみれば、くそ暑い中、あんな長い棒を持って何が面白いのか、水遊びの邪魔になる、ってことになる。続いてあらわれたのは、ファミリー?犬を連れた外人男性と同年代の日本人の子供5,6人。そのうちの女の子ひとりが浮き輪をしたまま、水際を走ってくる。えっ、うそだろ。そのようすは、まるでアニメの”崖の上のポニョ”のワンシーンそっくり。どうやら護岸の水際がテラス状になっているらしい。そのグループがついに淵を陣取って水遊びをはじめた。こうなりゃ、しっちゃかめっちゃか釣りならない。遅い昼食タイムに車へ戻る途中、オトリ屋さんから、
”えっ、もう上がるの?ここはこれからよ。”
事情を話すと、
”川遊びは3時を過ぎるといなくなる、それからが釣れるんだから。もったいないからさ、やっていきなよ”
”とりあえず休憩、ね”
食事が済んだ途端、すっかり疲れ果て、本日はここまで、と。