6月19〜6月20日
 

 

 


先日の大雨による増水もやっとおちついた模様。
この雨でノロも流れただろう、梅雨の前に藻が明けたかな。
な〜んかわけのわからんこと言いながら、晴天が2日間続く日を選んで出かけることに。


6月19日(木)晴 川のコンディションは良好なれど。
この大雨で分流の様相が一変しました。特に大石から下、左岸側が深く掘られ、よい流れとなっています。現在ほぼ平水。青藻はまだ残っていますが、サダコのなが〜い髪の毛のようなノロはちぎれて流れ、釣りにはいまのところ影響が少なそうです。完全に枯渇するのは7月中旬過ぎだそうです。
お持ち帰りは9本。釣れな癖が抜けません。
左岸大石下から始めました。垢つきが良く、いかにもというポイントではなかなか追いません。
最初の1ッポンは、沈み石のよれ筋で。型は16センチ。ポツン、ポツンといった感じでなかなか数が伸びません。
午前中で7本。根掛かりで1本ロス。大雨は、ノロを流した代わりにアシやゴミを置き土産。
いらねぇって。
回収に向かうも思った以上に流れがきつく、あわててUターン。やむなく糸切り。
午後は全く追わなくなり、飽きてきたところに背後霊のようにOKB61さんが現れた。おとりを付け替え送り込んだらすぐに掛かった。それもなかなかのサイズ。ウソだろ、やっぱりギャラリーがいると燃えるタイプだぜ、な〜んて軽口叩いていたらまた掛かった。んが、これは黒坊主、こいつが掛かると仕掛けがぐちゃぐちゃになるので始末が悪い。オトリを付け替え送り込んだらすぐに根掛かり。てっきり回収にいくもんだと思って、OKBさん、竿を持ってくれたんだけれども、川の途中で糸つかんでぶちぎったものだから、目ん玉ひん剥いて
”もったいない”
でもこればっかりはねぇ。



6月20日(金)晴 今日も大苦戦。
川も落ち着いたので、、今日は本流、ガンガン瀬の落ち込みから始めることに。
9時。すでに先着者が竿を出している。そこで、最近、常連さんの一人が実績を挙げているという下流のトロで竿を出してみる。以前はこのあたりも良い石が敷き詰められたように入っていてよいポイントだったが、今は砂で埋まっていて見る影もない。なのでいつもは通過点、そう決め込んでいるからなおさらで、かすりもしない。30分もしないうちに上の人が移動したので入れ替わりに落ち込みへ。彼は手前の辺地ばかりを探っていたが、行ってみて分かった。まだ水がが高くて立ちこみ切れないのだ。やっと指定席にたどり着いてオトリを送り込むもオトリが落ち着くポイントが限られていて釣りにくい。ご丁寧にノロはこちら側のほうが多かった。
2時間ほど費やしてオデコ。昨日と同じポイントに移動。
前日同様8本掛けるもロスがどっと増え。
昨日同様のポイントでぽつぽつ掛かるも、掛けては根掛かり、ブチ切りの連発でとうとう4本ロスしてギブアップ。
お持ち帰りは7本、でした。情けな。

遡上物は15、6センチまで育ってきた。19センチクラスが2,3本混じったがこれは県産の放流もの?かな。

今回のおまけはセキレイの親子。
鮎の解禁日前にセキレイが、休憩スペースの天井裏に巣作りを始めた。前回お邪魔した時には卵を産んでいた。今回お邪魔した時にはすでに4羽の雛がかえり、2羽が巣立った後で残りのひなを親が餌付け、育てている最中。
セキレイは天敵から身を守るため、人の身近によく巣をつくるらしく、以前トラックの燃料タンクの上に巣を作っため運転手が困っていた、という話を聞いたことがありますが、見るのは初めて。人が近付くとすぐそばまで来て威嚇します。シーズンに入って人が頻繁に出入りします。
”まいったね、こりゃ。こんなに人多いとは、ねぇ”
と夫婦してボヤいていたかもしれません。

餌付けと巣立ちのシャッターチャンスをものにすることができませんでしたが、この日、最後の1羽が無事巣立ったようです。



威嚇し巣を守るオス親と雛



餌で巣立ちを促すメス親と巣立ち直前の雛