7月24〜25日
 
           


”で、どうなの?” ”う〜んいまいち。釣れるようになったら連絡するから”
これ、解禁ひと月後の津田のおと〜さんとの電話でのやりとり。
いつもの舌先なめらかな津田節が聞けず、それからさらにひと月、ネットもほとんど閉めたまま。

”今年の狩野川は絶不調” 梅雨があけたというのに聞こえてくる話がどうも湿っぽくていけません。
東京の温度計はうなぎのぼり。伊豆は東京より2,3度低めです。
まあ、涼みがてら様子を見に、と今年初めての狩野川詣でです。

7月24日(火)晴れ いわく、言い難し。
”あれ、来ちゃったの?
””釣れないよ、今年は鮎が少ないね〜。”おと〜さん。いたって弱気。
まあ、今日は様子見だから、と8時過ぎ分流大石下に入川。
ん?去年とだいぶ様子が違います。平水より−5センチですが、左岸側の流れが沖めに移り、全体の流れがフラットになり釣りやすそうではあります。左岸側にバスケットボール大の石がごろごろしていてすでに垢ぐされ状態。これは雨で解消されると思いますが、気になるのは今年も多い青藻。さらに立ち込んでみると白い石が多く触ってみてもざらざらしていてほとんど垢が付いていません。垢が付いている石もハミ後が少なくあゆの姿も見えません。
分流で2本、トロで2本の計4本。
やはり今年は、、。まあ駄目もとで、と大石下のいつもの場所で竿を出すことに。
ウエットタイツから伝わるひんやり感。これだけでも甘露甘露。30分ほどで初物ゲット!18センチ。
続いてちょっと小さめがもう1っぽん。あれ?いるじゃん。んが、それっきり。後が続きません。どんどん釣り下がって分流の最下流に。この間まったく追いません。
午後はトロへ移動。ここもだいぶ砂で埋まってさらにポイントが限られてきました。
ガンガンの落ち込み際で2本掛かりましたがやはり後が続きません。ポイントが狭いためすぐに飽きてしまい2時過ぎにタイムアウトとしました。
店に戻ると”よく釣れたじゃん” おいおい。と。



7月25日(水)晴れ いわく、言い難し。パート2
今回はあくまで様子見だから、と今日の午前中は分流ヤナギの上から渡り場、本流鉄筋棒からガンガンの肩まで回りました。結果はかすりもせず撃沈。川の状況は分流と同じで辺地はまっかっかの垢ぐされ。普段の年ならひと雨待ちというところですが、今年はわっかりませ〜ん。
本流でひと休みの後、そのまま下ってトロへ。
ここで20センチ以上3本を掛けてプチいい思いを。んが、いかんせん場所が狭すぎて追わないとすぐに飽きてしまい2時半過ぎタイムアウト、でした。
店に戻ると津田さんメジャーを取り出して計測。23.6、23.4、21センチ。
”7月にしちゃ大きいだろ。”
”今年は尺あゆが楽しみだぜぃ”ってか