10月23〜25日
 
           


狩野川の鮎も終盤。
他川オフとあって相変わらずにぎやかです。
津田おとり店のインターネットにも連日釣果が掲載されていますが、釣れる人とそうでない人の差は歴然。
そうでない人の部類に入る当方としてはあまり期待せず出かけました。
んが、それにしても釣れません。


10月23日(日)晴れ 午後からヤナギで7本。
朝の渋滞を避け、のんびりと出かけ昼過ぎに津田おとり店へ。現在減水中とはいえ水位はまだ25p高。鮎はすでに子を持っていて、動きが鈍く外敵から身を守るため浅場を避け、深いところに溜まり落ち待ち状態。よって狙い目は深いところ、特に三つ目の島まわりから新帝にかけてがよい、とは例によって津田さんのご託宣。1時過ぎ、まだ水が高いので、相変わらずだ〜れもいないヤナギへ入川。左岸辺地から砂地を避けおとりを繰りこみます。音さたなし。2時過ぎやっと掛かりましたが15,6センチの錆びたオス。これが良く泳いで2本目を連れてきましたが頭に掛かって半身不随。そのままおとりを換えずに送り込むと今度は腹がかり。2本とも20センチオーバーの雌でおなかがパンパン。色もまだ白く美味しそう。
その後もぽつぽつと掛かり4時半までに計 8本かけて根がかりで1本ロスの7本ゲット。う〜んまずまず。明日も朝からここだな。

10月24日(月)晴れのちくもり 柳の下にドジョウはいなかった! 
9時近くその気になってヤナギへ直行。まったく追いません。昼までやってゼロ。下ってしまったのかそれとも午後からか、などと想いながら昼kを摂っていると上から下ってきた人が声を掛けてきて、”どうですか、そこは。朝は4,5本バタバタっと掛かりましたが、、。” ”えっ。”
午後から再開も3時までに3本かけて1本ロス。撃沈。だ〜めだこりゃ。とっとと温泉へ。


10月25日(火)晴れ 
新堤前で轟沈。
前日は分流・大石下がダメ、本流・鉄筋棒から下もイマイチ。やはり上流3っつ目の島まわり、新堤の切れ目あたりが良かったとか。ただし、18本かけて8本ロスしたなどと根掛り覚悟。今日は午前中だけのつもり。朝から風も強い。トロにするか上流身するか迷ったが河原に降りて見るとトロにはすでに人の姿が。とことこと歩いて新堤前に着き竿を出すころには西風がますます強まり、下流から吹き上げる風で竿がSの字に。とても支えきれず、おとりは浮くは根がかりを多発するはで早々に退散。5本持って行ったおとりのうち3本ロス、2本もへろへろ。
鯉の吹き流しでもかかるときには掛かる。
大石下まで下ってきて未練たらしく石に座って休んでいると背後に人の気配が。川の様子を見に来た常連のOさんで、おとりもへろへろ気力もゼロと伝えると、“やろう、やろう”とはっぱをかけられた。重い腰を上げて再開。手前の石色は真っ白。1号の重りを鼻っ面につけていきなりど真ん中へ。あはは、やっぱり根がかりだ。泳がないんだから無理もない。根がかりの大半は弱ったおとりが石裏にへばりつくため。糸を切ると、すかさず後ろから”まだ1本ある。それが根がかりゃ、すっきりあきらめもつく“だと。そりゃあそうだと新しい仕掛けに今度は20センチ以上うえに2号の重りを付けて再びど真ん中へ。重りを支点にして竿先を上下すると弱ったおとりが鯉の吹き流しよろしく腹を見せながら、浮いたり沈んだり。あらら、掛かったぜ。Oさん、うしろでニヤニヤ。おとりを換え、重りを1号に戻し送り込むとしばらくしてまた掛かった。今度は大きい。正面で引き抜くと目の前まで飛んできた掛かりアユが風にあおられ右に振られてポチャ。Oさん、そっぽを向いている。そのまま送り込むが後が続かない。”いま辞めれば天然が食えるよ”と言い残してOさんが消えた途端、また根がかりで万事休す。店に戻ってさんざん冷やかされた。まあ、そんなもんよ。んが悔しいねぇ。