6月10日、11日
 
           
 
           

鮎スタートは狩野川から。

春先の天候不順で、関東近県の今年の鮎の育ちは今ひとつ、とか。
特に狩野川は、解禁前からまとまった雨が降らないため
アオノロが大量に発生、コンディションはよろしくない、とのこと。
解禁後の混雑を避け、まとまった雨を待っていましたが、降る気配もなくもなく来週からは梅雨入りです。
しびれを切らして出かけました。

 
           

6月10日(木)晴れ なんだ、こりゃ!。
例によって都内の通勤ラッシュを避けて、昼過ぎおとり店着

いつもならとっくに川にいるはずの津田のおとーさん、まだ店にいます。ノロガひどいの、育ちが悪く型が小さいのと、いつになく弱気です。そろって分流、大石下へ出て、川を見てびっくり、一面青ノロだらけ。長いこと狩野川に来ていますが、こんな状態は初めて。あまり記憶にありません。加えて水量ー10センチ減。 おとりを付けて、できるだけノロの少ない石を選んで送りこみますが、あっというまにライン、おとり、掛けバリにノロが絡みつきます。まったく釣れる気がしません。30分もしないうちに本流へ移動です。水量があって、盛夏でもあかつきが遅いトロの落ち口ならノロもつきにくいだろう、と勝手に想像したのですが、ここも同じ、トロ瀬はノロがびっしり。比較的少なそうな急瀬におとりを送り込みますが、すぐにノロだらけ。目印が水没するとすぐに真っ黒。どうやら切れて流れてもいるようです。おとりや掛けバリについたノロをこまめに取っていると水中に浸ったラインや目印にノロがへばりつくという悪循環。面倒臭くなって1号の重りをかませたところこれがストッパーになって、おとりや掛けバリへのへばりつきが少なくなりました。30分かかってやっと待望のあたり。竿が大きく曲がり、これはよい型と思いきや、ノロまみれのちびアユが強風にあおられてひーらひら。釣趣もなにもあったものじゃありません。さらに移動をと上流をみると常連のT村氏が頑張っています。分流のもとの位置より下に移動して、やっと4本追加。すべて12センチ前後。時間は5時前。まだ陽も高く、夕まず目をと周りを見回すとだーれもいません。先上がりしていたT村氏に、さすがに今日は駄目だろう、と聞くと34本。さすがだね。
T村氏を含め、他の人の話では、 全体的にノロガ多く、上流から、新堤前、鉄筋棒、ガンガン瀬がイマイチ。特によい場所がなく、ちょこちょこ移動しての拾い釣りしかないとのこと、でした。


           

6月11日(金)曇り 本流で。
今朝は曇り空ですが、無風状態。昨日7人いたお客さんが今日はだれも残っていません。8時半、本流へ直行。右岸の護岸工事で様子がだいぶ変わっています。渡り場上の比較的ノロの少ないところからはじめます。上下を1時間やって音さたなし。鉄筋棒をパスしてその下に移動。さらに1時間。やっとちびが1本。さらに下り、昼近くになってガンガンの肩の一段上の絞り込みで立て続けに4本。その後ぱったり。昼食をとっていると津田さんが現れました。1時間ほどでぽつぽつと4、5本かけていましたがそれで終わり。見ていてなぜかどっと疲れが出て早上がりとしました。5本のうち、1本だけ16センチで残りは10〜12センチ、でした。
リセット待ち。
予報では来週から梅雨入りです。1メートルを越える出水があってノロガ一掃され、新垢がつくまで、楽しめそうにありません。
私には。