▲大見川・冷川合流部の桜 3月31日釣果 4月1日釣果

3月31日(月)晴れ 持越川,狩野川本流へ
伊豆の里は,春全開。田んぼには菜の花が咲き乱れ,里の桜もほぼ満開。2日間,狩野川水系へ出かけた。初日は,午前中,上流部の持越川であまごを,午後から本流で戻りあまごを狙った。
活性はいまひとつ,狙いは深み
松下の瀬でヒラタを取り,9時30分,持越橋下流部へ入川。仕掛けは竿4.5m,道糸0.3号,ハリス0.25号,針6.5号。落ち込みから開きにかけて流すとすぐにあたり,さびの取れた良型をゲット。パーマークにオレンジ色の斑点をまとった姿は,いつ見ても美しい。500mほど釣り上がって釣果5本。ポイントは,すべて落ち込みから開きにかけての深み。瀬ではまったくあたりがなかった。また上流へ昇るほどサイズが落ちた。最初の堰堤まで釣りあがり,車へ戻り下流の二百枚へ移動する。橋の上から見た流れは,いかにも釣れそうなポイントの連続.。上流に狙いをつけ,200mほど釣り上がったが,思惑は大はずれ,小型が1本のみ。見切って昼食とし,一休みの後本流へ移動する。
いきなり針掛かりも,無念の逸走。
松下の瀬の下流,水晶淵へ入る。先週,戻りあまごの良型を4本上げた人がいるとのこと。その後一雨あったので状況も変わって期待できる。道糸は1号以上,と聞いたが,あいにく手元になく, 0.6号の通しに6.5号のあまご針を結ぶ。エサは太目のキジ。竿は8mの軟調子。0.6で充分,とタカをくくって対岸の瀬の際に振り込む。2投目に目印がふっと止まり合わせるとびくともしない。やれやれいきなり根掛りかと,竿をあおるとやおら動き始めた。あらら,かかったぜ。急に0.6号の細糸が不安になった。しばらく竿をため,徐々に岸まで後退する。竿はすでに手元から弓なり。取り込みやすいよう,緩やかなトロへと下り始めた瞬間,急に動き出し,ググッとひとのしであえなく糸切れ。人のアドバイスは聞くもの。と後悔したところで後の祭り。気を取り直して1時間ほど竿を振ったが音沙汰なし。ご対面はお預けとなる。まあ,こんなモンでしょう。
4月1日(火)晴れ 大見川上流へ。
朝,ヒラタを採りがてら,再度戻りあまごにチャレンジする。昨日に懲りて1.2号の通しに,8号メジナ針を結んだ頑丈仕掛け。サツキの時期なるとこれでもおぼつかないそうだ。時合いは,午後2時過ぎ。7時から2時間ほど粘ったが,雑魚1匹かからなかった。あきらめて,ヒラタを採り,大見川へ移動する。
柳瀬の上流で良型。下流はまだ早い。
去年の実績では,柳瀬橋の上流よりも下流がよく釣れた。まず上流へ入る。前日の持越川同様,落ち込みから開きにかけてあたりが多く,筏場川の合流まで釣り上がって5本ゲット。サイズはすべて20cm以上の良型が揃った。昼食後,本命の下流へ移動。最初の堰堤から橋まで釣り上がったが,まったく釣れなかった。下流は平瀬が多く,深みのあるいい流れだが,まだ瀬には出ていないようだ。風が強くなった2時過ぎ,タイムアウトとする。