5月7,8,9日
   
             
             

鮎の下見を兼ねて今シーズン初釣行。

渓流はとっくに解禁していますがこちらはやっと冬眠から目覚めました。
鮎の遡上状況、あまりよろしくないのか、いまひとつ良い話が聞こえてきません。かわりにあまごが良く釣れているようです。
混雑を避け、ゴールデンウィークあけの5月7日から3日間、鮎の下見を兼ね出かけました。

             

5月7日(月)晴れ 本流あまごを初ゲット。
通勤ラッシュを避け、のんびりと出発、狩野川・大仁の津田おとり店さんに昼過ぎに到着。津田のお父さんに様子を聞くと今年は、本流、支流で良型のあまごが良く釣れていて、先着の常連、Iさん、Mさんがすでに支流に入っているとのこと。まあ、今日は川見と翌日のためのエサの川虫取りとのんびりと構え、なにげなく鮎のおとり用の水槽を覗いてびっくり。尺をゆうに超えるあまごらしきものが2尾、悠然と泳いでいます。聞けばサツキマス。もういけません。エサ取りどころではありません。鮎竿を引っ張り出し、仕度もそこそこにおっとり刀で2時過ぎ水晶ぶちに入川。
やったぜ28センチ。
とはいえ、 過去3年間サツキどころかあまごにもお目にかかっていません。どうせ釣れないだろうと、びくは持たずに仕掛けも川でで急ごしらえ。糸1号の通しに針、
太軸の9号、エサはドバミミズ。30分ほどで掛かりました。鮎竿のためかあまり抵抗もなく、寄ってきます。ああ、鮠かと気軽に足元まで引き寄せるとあまごです。あわててタモですくい取ります。後で計測すると28センチの幅広あまごです。気をよくして再開。頻繁にあたりますが針掛りせずエサだけとられます。多分鮠だろうと少しずつポイントを変えたところで強烈な引き込みとともに流芯へと突っ込みます。待望のサツキ、1号通しで正解、と十分にためますがなかなか寄りません。やっと弱って浅瀬に寄せてがっかり、60センチを超えるニゴイです。気を取り直して再開もさっぱりでエサが切れたところで4時前に終了。サツキにはお目にかかれなかったものの、短時間に本流あまごをキープできたので十分でした。

5月8日(火)晴れ 大見川本流から地蔵堂川へ。
今日の狙いは大見川筋のあまご。松下で川虫を採り、大見川本流柳瀬橋上流に車を止め9時過ぎに入川。6日の雨で水量は十分。ハリス0.175号、針6号、エサはヒラタ。2,3投ですぐにかかる。大きい。細身の竿なのでなかなかよらずやっと取り込んだサイズは23センチ、幅広のきれいなあまごです。走り回られたせいか、1ポイントで数釣りがきかずすぐに移動です。リリースサイズの新子や放流鮎がうるさいほど掛かります。このエリアは、7月の特別解禁用に大量の鮎が放流されているため、うじゃうじゃといます。これを川鵜から守るため、ここぞと思うポイントにテグスが張られていて要注意。チョッと興ざめですが、、、。300メートルほど釣りあがって、取り込み中に瀬に乗られ2本バラシ、2本キープ。いずれも23センチ超の幅広です。エサ切れのためいちど店に戻り、休憩後、修善寺橋下でエサをとり、今度は柳瀬橋下流へ入り、2時再開。20センチ超を2本キープ。地蔵堂川へ移動しましたが、水量十分も場荒れしているのかさっぱりで、16センチ2本をキープしてタイムアウト。

5月9日(水)晴れ 筏場川合流へ。
今日は午前中だけ、前日の残りエサ終い、状況によって現場調達のつもりで大見川の上流、菅引川へ向かう。途中、柳瀬から川を見ると田植えの引き水の影響もあってかなり減水しています。途中、好きなポイント筏場川合流で竿を出しましたが、18センチ1本、16センチ2本とかなりサイズが落ちます。10時過ぎには、気温が急上昇、菅引川は断念してここで終了としました。

鮎の状況は。
川虫を取りながら、松下の瀬、分流の大石周り、渡り場、修善寺橋下流の”鮎の顕彰碑”前辺りを見て回りました。チョッと見では、わくわくするような鮎の数、ハミ後、 惚れ惚れするような、磨かれた石にはお目にかかれませんでした。聞くところによれば、修善寺橋から流芯を見ると良型の鮎が無数に垢を食んでいるとの話もあります。16日には組合による試し釣りがありますのでその結果で様子がわかると思います。あと2週間で解禁。いやぁ、楽しみですね。