9月12〜9月13日
   
           

釣るヒト、釣れないヒト。

中3日でまたまた狩野川へ。
釣るヒトと釣れないヒトの差を、しみじみと噛みしめた2日間でした。

9月12日(火)曇りのち雨 釣るヒト、釣れないヒト。
天気予報では今週は雨続き。週末には台風も。曇りが二日続く日を選んで狩野川へ。津田さんは、はじめてきたとおぼしき人に、”秋の狩野川は、釣る人と釣れない人の差がはっきりと出るよ、なかなか難しいよ、、”と御託宣中。支度もそこそこに先週それなりに釣れたポイント、本流、鉄筋棒下にまっしぐら。
ヤナギの下のドジョウ
9時入川。かなり水が少ない。水温19.7℃。上流、2つ目の島あたりに”いつも釣るヒト”常連T村さんが居る。辺地寄りを見るとはみ後がない。 とりあえず辺地寄りにおとりを送り込む。追わない。一歩進んで先週良かったポイントへ送り込むが追わない。30分ほど探るがまったく追わない。さらに立ちこんで流芯に送り込むとすぐに掛かり、ほっとする。18センチ。続けて同サイズを2本キープ。が、午前中は、これっきり。この後、鉄筋棒からガンガンの肩まで満遍なく探ったが釣れなかった。
釣れないヒトに。
昼食タイム、荷物置き場が近かったT村さんに聞くと、ガンガンはまったく釣れない、と言葉少ない。やはり彼でも今日は難しいか。
ちなみに数は?
”20ぐらいですかね” 
”・・・・・・”。
続けて”朝のうち良くかかりましたよ”
”何時から入ったの?”
”6時半から”。
ゲッ、すると荷物置き場が近いこのあたりは、すでにさらわれた後? いや、それは言うまい、口にすまい。午後になればまた追い出すだろう、とまた悪い癖が出て場所を移動せず。水温21℃。時折雨がぱらつき、風も強い。4時までがんばったが4本追加しただけ。計7本しか釣れなかった。もとい、釣ることができなかった。
釣れるヒト
店に戻ると、すでに川から戻っていた津田さんが開口一番、”今日は追わないね〜。午後から入って6本よ” こちらの結果は、渋い顔をみて聞かない。武士の情けというところ。
”T村さんはどう?”  ”3,40は釣ってるんじゃない”と答えるが、津田さん、半信半疑。
5時すぎ、T村さん、最後に戻る。すかさず ”50はいったんじゃない?”と声を掛ける。 ”いや〜、そこまでは”とおもむろに船から桶へザバ〜。津田さん、唖然。4,50はいる。津田さん、我がことのように喜んで
数えると46本。それも型が揃っている。いや〜、釣るヒトは釣るんですね〜。恐れ入りました。

9月13日(水)曇り。今日こそは釣れるヒトに。

今朝は雨雲が低くたれこめ寒い。8時過ぎ、津田さんにはっぱを掛けられて、やっと重い腰を上げる。前夜雨が降ったが渇水のまま。前日と同じ場所に荷物を置く。水温17.9℃。対岸に3人ほど竿を出しているが、左岸には誰もいない。今日は、T村さんにあやかって、2つ目の島、水門前あたりからガンガンの肩までをじっくりと釣ろうと決める。
今日こそは釣れるヒトを目指して。
2往復するも、、。腕の差、歴然。ふたたび釣れないヒトに。
辺地で1時間掛かってやっとおとりサイズ2本。その後、立ちこんで手前から流芯まで送り込んだが0。 すぐに見切って水門前へ。辺地では掛からず流芯で4本。サイズはいまひとつの16センチ。あとが続かず下りながら辺地から流芯を繰り返し、水門前あたりからガンガンの肩までを2往復。まったく追わず、釣ることができません。とうとうお昼になり、荷物置き場に戻ると常連のNさんが竿を出しています。食事をしながら見ているとぽつぽつと掛けています。Nさんはいつも9時半ごろから釣り始めます。手話で聞くと10本。すでに抜かれています。いつもなら、張り合って再開するところですが、その気になれず朝の決意はどこへやら、竿をたたみました。やれやれ。
今回、デジカメを忘れてしまいました。写真は先週撮ったNさんの勇姿。掛かって引き抜くときに上るお立ち台。その目立つこと。