7月13,14日
   
           
松下の瀬、鮎釣り転じて川遊びの巻
 

7月13日(木)曇り 新提下へ。
前回から3週間。そろそろサイズアップ、と期待して出かけた。週末からの天候崩れを嫌ってか珍しく人で多い。津田おとり店の駐車場がほぼ満杯。考えることは皆さん一緒。前情報で本流の深場、右岸側、と聞いていたので迷わず4つ目の島下に10時入川。水温20.3℃。左岸側の瀬の肩でおとりを取り、本命の新提下まで探りながら移動。4本キープもすべてコの字、ミニサイズ。新堤下は、いかにも大物が居つきそうなよい深瀬。じっくりと粘ろうとおとりを送り込むが、ここでもミニサイズを4本。。おとりにならないので養殖を使いまわすが、力尽きて石の下にもぐりこみお休み。立ち込めないので糸きりしてここをあきらめる。

鉄筋棒からガンガンへ。
ヤナギで遅めの昼食をとりながら、目の前の流れに目をやれば、ホント、良い瀬なんですね、これが。休憩後よせばよいのについ竿を出してしまった。やはりチビで、10センチにも満たない超ミニサイズ。途中でぱらぱらこぼれたりしてうるさいこと。すっかりだらけてまたぞろ休憩タイム。3時過ぎまでだらだらしていると、本流の鉄筋棒あたりでNさんががんばっている。挨拶がてら様子を聞くとやはりミニと渋い。ガンガンの肩まで下がって再開。手前のへチ、流芯、右岸寄りをガンガンの2段目まで探るが、ミニ、ミニ、ミニと情けない6本追加。本日の釣果、17センチ2本、一把一カラアゲの12本。計14本でした。

7月14日(金)晴れ 水晶淵へ。
今日は午前中まで。朝からドピーカン。7時半入川。水温すでに21.6℃。トロはいまだに休眠状態で、ぱっとしないとか。今朝の予報では、気温が急上昇するということで、勝手に期待してトロに入る。朝のうちポツリポツリながら5本掛かり、サイズも昨日より良いが、頭は18センチどまり。9時半過ぎには追いがぴたりと止まる。
防水カメラで試し撮り。
今回はもうひとつ目的がありました。
今まで使っていたデジカメでは、雨や水没を恐れて釣りの前後に撮影していました。最近川でよくこけます。そこでこけたりしても、気兼ねなく使える防水機能付きカメラを購入。シーズン前、シャッターチャンスをあれこれ妄想。たとえば、抜きあげて飛んでくる鮎を目の前で、はい、パチリ、とか。川の中を歩き回ってシャッターチャンスをものにするとか。昔、アメリカの名キャメラマン、ロバート・キャパが常にカメラを持ち歩き、数多くの名作を残しましたが、現実にはなかなか。へぼ釣り師にはそのキャパすらありません。きのう、4つ目の島の葦の茂みに青大将が葦に尻尾を絡ませ、休息中に遭遇。グット・チャンス、のはずが、動転して逃げ出しました。カメラは、A社のOP・W10。高画質にして多機能。水中動画も640×480ピクセルサイズで撮れるというこの価格にしては優れもの。というわけで、釣りにも飽きたし試し撮りしてみました。
たちこんでも逃げない鮎。
水中の鮎を手動で取れるのかどうか?立ちこめばすぐに散ってしまい無理だろうと予測していました。きらきらとひらを打っている石に近づき、ダメ元でシャッターを切ったところ写っているんですね〜。これが。大きな石には垢や食みあとが見当たりませんが、たぶん小石には付いているのでしょう。よほどえさ不足なのか散ってもすぐに戻ってくるんですね〜。驚きました。動画は手持ちでは水圧に負けて手ぶれがひどいのですが、やはり写っていました。これなら固定してタイマーを使えば、何とかなりそうです。釣りにプラスして楽しみがひとつ増えました。