5月31日、6月1日
           
 
狩野川詣で解禁

今年の狩野川、前評判がすこぶるよろしかった”。4、5年ぶりの大量遡上。型はちいさめだが数に期待大”エトセトラ。久しぶりに解禁日に出かけたかったが所用で今年も見送り。ふたを開けたとたんトーンダウン。”型の良い鮎が消えた”、”五月に入ってからの日照不足が原因”、う〜ん、米の収穫みたいだな、これは。まあ、とりあえず鮎の顔を見れればよし、過去の例から、突然ちび鮎が消え、良形か掛かりだすのでは、と都合よく解釈し、10日遅れの解禁となりました。

5月31日(水)晴れ コンディションは最高?
まずは水晶淵。9時過ぎ入川。シルバーシートに先行者。ご挨拶がてら様子を聞くと、”ぜ〜んぜん”と親指とひとさし指で 作ったコの字が帰ってきた。水温17.7℃。晴天無風。平水位よりちょっと低めの澄み。コンデションとしては申し分ない。水中糸1.25号に7号4本錨の仕掛けで手前から泳がせる。1時間たっても一向に追わない。水温の上がる11時過ぎを期待していると目印が下にスーと流れた。ゴミかと竿を上げるとひらひらと細かいのがついてきた。あらら、今季第1号がこれ?ご丁寧に錨とはりすとつまみ糸が撚り糸状態でどうにも外れない。どうやら流れながら水の抵抗で錨がスクリュー状態になったようだ。針を7.5号チラシに変える。ついでに竿をおき、ちょっと立ちこんで川の状態を見て歩く。なんと主な石に青藻がびっしり。訂正。水の状態はあまりよろしくない。
やっと7本。

昼までにけられあり、水中、空中バレありので4本キープ。かろうじておとりサイズが1本。後はコの字。つい転寝をはさんだなが〜い昼食休憩の後、再開も 3本追加の計7本。1本だけ18センチが混じった。この間、上から降りてきた人に様子を聞くと皆さんコの字でした。

6月1日(木)晴れ
今日は分流のヤナギから始める。途中渡り場にかけて見て歩くが去年と比べて、ほぼ平水のはずだがなぜかメリハリがない。気のせいか。石も赤茶色で食み跡も少ない。7時半開始。1時間ほど上下をいったりきたりしてコの字が1つ。3つ目の島、国道寄りに移動。ここも変わった。背肩の上の深みがない。ただのチャラ瀬。瀬肩の下でおとりサイズを1本かけただけで新提側から1つ目の島まで本流をつり歩くもぽつんぽつんとコ の字が3本と情けない。鉄筋棒から下は、人が多くしばらく見ていたが竿があがらない。分流に戻り、ヤナギの下でコの字を1つ。渡り場から下、大石にかけてはすばらしく良い瀬になった。青藻もまったくなく、いかにもという感じだったが追わなかった。今日はここまで。11時30分早上がりとする。

コの字の天ぷら、最高でした。
家に持ち帰ったところ、家内に”何でこんなチビを、、”という顔をされましたが、コの字はそのまま天ぷらに、おとりサイズと18センチは塩焼きに、おとりは背ごしにしていただきました。コの字の天ぷらは、新ショウガの笹がき、三つ葉と小エビのむき身、そら豆と、それぞれのかき揚げとともに食卓に並びました。柔らかな食感と適度な苦味が最高でした。背ごしは、天然ですとちょっと癖があるので、我が家では養殖に限ります。

追記
デジカメを車に忘れました。もっとも持っていったところで釣果は、気恥ずかしくて、、、。次回グワンバリます。