7月13日

7月13日(水) 小雨のち曇り 千曲川変じて秩父荒川へ。
恒例の”鮎で飲み会”のストックが心もとない。数はともかく塩焼きサイズを揃えたい。数もそこそこ,サイズもそろって味もよい千曲川上小地区へ出かけることにした。関越・所沢を過ぎたあたりから雨が落ちてきた。カーラジオをつけると群馬に濃霧注意報。気が変って,花園インターで降り,秩父荒川に向かった。秩父橋上流の清水に9時前着。今は,秩父・皆野有料道路を使うと便利。このあたりまでくると水質は申し分ない。先着の車が4,5台。すべて熊谷ナンバー。おとり屋さんがまだ来ていない。グループらしい人たちに様子を聞くと”まだここにいるぐらいだから”と苦笑い。やっときた店からおとりをしいれると、その人たちは上流へ消えた。残るは自分と一人だけ。
数は出ないが型ぞろい。
初めての場所なので,その方に様子を聞く。親切な方で、岩盤狙い、立ちこんでできるだけ対岸の辺地よりを、とポイントまで教えていただいた。見た目より押しの強い流れで垢つきもいまひとつ。3本イカリの針先がすぐにいたむ。チラシに変える。午前中、4本掛けて1本ばらし。17〜18cm。すべて先張りの口掛かりか腹掛りで追いが良くない。下流で好調に掛けていたその人は,”水温が上がると型も良くなるのでこのあたりでがんばれば,と早上がり。なるほど良い場所らしく昼食休憩中に,午後からきた人が迷うことなくそこへ入った(写真)。
利き酒ならぬ利き鮎を
午後になっても気温,水温ともに上がらず肌寒い。20mほど上から再開.。岩盤をはずすと砂地らしく続けて大きなハヤが2本。岩盤の間に送り込むと強烈なあたりで,辺地まで下がって取り込むと24cm。これも腹掛りでおとりにならない。養殖おとりに再登場願って続いて22cm。これも腹掛り。養殖おとりをだましだまし使ったが,ついにへろへろ。4時前にタイムアウト。
今回はこれで十分。これで狩野川,千曲川の鮎に加え3種の鮎がそろった。利き酒ならぬ利き鮎としよう。