7月15,16,17,18日

         悪戦苦闘の4連チャン。

1ヶ月ぶりに松下の瀬へ出かけた。今年はどこの河川もパッとしない。天候不順,遡上の遅れ等々あるが,とにかく絶対量が少ない。そんな年はあゆが大きく育つ。すでに23cmはあたり前,25cmも混じるとか。ここのところ,木金に出かけることが多い。18日には津田おとり店の大会もある。
と,例によって家族に言い訳をしつつ, 今回は怒涛の4連チャン。んが,惨憺たる結果に終わった。

7月15日(木)快晴 まずは水晶淵へ。
2,3日前から本流,分流でも追い始めているとか。とにかく暑い。とりあえず水晶淵へ8時入川。
すでに4人入っている。常連のOさんがとろ瀬を渡り,対岸の急瀬に竿を出している。声を掛けると指が2本出た。トロの一番下に入り手前から沖の瀬際を狙う。追わない。まったく追わない。午前中粘ったが,かすりもしない。この間,Oさんをはじめだ〜れの竿もあがらなかった。
鉄筋棒で25cm。
1と月前と同じでやはり夕方から? Oさん,見切って午後からガンガンに移動。昼食を取りながら見ているとOさんの竿が曲がった。2時過ぎ本流の鉄筋棒上へ移動。しかし暑い。水温が28℃を越えている。おとりに背針を打ち,瀬際に送り込むといきなり掛かった。20cmあまりの良型。初日からボ?とげんなりしていたので正直ホッとした。パタパタと2本追加し、追い止まったところで,10mほど下り瀬際へ送るとふわっと目印が変化した後,強烈な引き込み。ぐんぐんと流芯へ潜り込むのをやっとチャラ瀬へため込み引き抜くとでかいのが飛んできた。後で計ったら今シーズン最大の25cm。この後ガンガンの肩まで釣り下がったがまったく追わなかった。う〜ん渋い。

7月16日(金)快晴 鉄筋棒へ。
前日の結果から,連れるのは夕方からと勝手に決めつける。さりとて夕方までボ〜っとしているわけにも行かない。午前中釣って午後は昼寝。3時過ぎから狙う作戦に切り替えた。6時30分鉄筋棒へ入川。まったく追わない。0。
3年ぶりにボ。
予定通り昼寝とする。車のエアコンを利かせ横になる。天国だ。すっかり爆睡し4時半過ぎに目がさめた。ドアを開けると熱風が。 本日はこれにて終了。久しぶりのボ。おでこ。

7月17日(土)快晴,午後より強風 渡り場からヤナギへ。
前日渡り場からヤナギで良型含みで7本釣った人がいた。津田さんいわく,この条件で立派,というわけで今朝は,ひさしぶりにヤナギに入る。平水時,さ〜とした綺麗な平瀬も現在‐15cm。何か心もとない。チャラ瀬はあまり得手としない。渡り場あたりに昨日7本の若い人が竿を出している。2時間近く向こう岸まで泳がせたり,オバセをとって登らせたり,止めて泳がせたりしたがいっこうに追わない。この間くだんの若い人はぽつんぽつんと2本掛けた。さすがだね。2つ目の島の頭の葦際でやっと2つ掛けた。おとりぎりぎりのサイズ。本流へまわったが追い気なし。風が強くなる。
午後,夕方の美味しいところを狙ったが,,,。
前日に続いてお昼寝タイム。エアコンがこれほどありがたく感じたことはない。極楽。3時過ぎ覚醒。といっても頭はボ〜。風はますます強まり車がゆれるほど。んが,それを貧果の理由には出来ない。だらだらとウエーダーに履き替えて,4時過ぎ,水晶淵に入る。常連のOさんのとなり,落ち込みが空いていたので入れてもらう。 真ん中のとろの石周りはすでに黄色く腐り始めている。手前の辺地の流れ,落ち込み,沖の瀬のたわみ,黒く光る石回りを丹念に攻めたがまったく追わない。 午後またもやボ。

7月18日(日)曇りのち晴れ津田おとり店あゆ釣り&BBQ大会
今回の釣行の最大目的は,この大会参加。規定時間内に釣り上げたあゆの2匹の兆寸を競う大会だが,どちらかと言えば競技の後のBBQをお目当てに集まる人が多い。とはいえ競技に勝つことに越したことはないわけで、、。
見事に失格。
前日までの実績から,イチかハチかで鉄筋棒上下に絞った。7時スタート,待ちのつりに徹し,あまり動かず11時まで粘ったが,とうとうあゆに見放された。あきらめて分流の大石周り,ガンガンの辺地を落ち込みまで探ったが不発。2時終了まで残り1時間を切る。鉄筋棒とガンガンの肩の真ん中あたりが空いていたのでダメ元竿を出す。下手に参加者が2人いる。ダメの口だな。弱々しいあたりと共に15,6cmのサイズが口掛りであがってきた。が,途中でポトリ。もう笑っちゃうしかない。おとりをそのまま,ちょっと上の流芯へ送り込むと間もなく今度はしっかりと背掛かりの21cm。
やれやれボだけはまぬがれた。元気なおとりに変わったが後が続かずタイムアウト。当然失格となる。BBQ,そしてアフターゲーム。例よって津田さんの手作り料理が実に美味かった。 感謝

課題と今後の狩野川

”余裕の釣りを”
今回,水中糸を多種用意したが,結局複合メタルしか使わなかった。トロではできるだけ泳がせて広範囲に探る。加えて竿先にテンションを掛けたりして泳ぎに変化をつける。これが裏目にでたようで,よく釣れた人の話を聞くとあまり動かさずジット待ちの釣だったとか。

”果報は寝て待て”
完全に土曜隠れ,かな? 腕の良い人はコンスタントに釣ってくる。あたり前ですな。私の如きへぼな釣り師にはとても歯が立ちません。絶対量が少ないことは確かなようです。今年は数よりメカタ。また,川底を洗うような大きな雨が降って照りこみが続き新垢がつけば,,。な〜んてことは,向こう1週間は,天気予報を見ても期待できません。まあ当分様子見かな,と思っていても出かけてしまうんですね〜。これが。

ロッド:D社G.m90‐95中硬硬
水中糸:ターボゼウス0.07,0.1号
針:8、9号チラシ

エリア:松下の瀬全般(各エリアはこちらから