10月16〜18日
 

 

 

台風18号、19号が続けて上陸。
狩野川には大きなダメージが残らなかったそうですがそろそろ終盤。
水位もまだ高く残り垢狙いという状況ながら、
20日から始まる東名高速の集中工事の前に出かけてきました。


10月16日(木)曇り 午後から。

”分流は、白っ川、本流も右岸側の限られた場所の残り垢狙い、まだ10日は早いなぁ。”着くなりいきなりジャブが飛んできます。とりあえず様子見と支度して分流へ昼過ぎ入川。川の様子は、台風前と大違い。平水より10センチ高ですが、台風前は超渇水のマイナス25センチ、よって前回釣行時と比べてその差35センチ。とりあえずトロで竿をいつものポイントへ向かいましたが、流れが太くて渡れません。流れの向こうから先行していた常連さんから”ここでやれ”と手招きで誘われましたが、渡るに渡れず断念。実に情けない。やむを得ず普段竿を出したことのないポイントで様子を見ることに。
ゲッ、39本!!
対岸のガンガン瀬あたりに常連のT村さんの姿が見えます。しきりに竿が曲がっています。根掛かりも多いとみえて、頻繁に川に立ち込み、外しにかかっています。1時間ほどねばったものの音沙汰なし。分流のいつものポイントに移動。時合いが来れば掛かるかもしれないと期待するも、ガリガリと嫌な感触で針先がすぐに丸くなり、あげくの果てに根掛かりで万事休す。明日からどうしたものか。
店に戻ると後から帰ってきたT村さん、”いやぁ、根掛かりが多くて参った。”と舟の中身を桶にザバッ。ゲッ、数えたら39本。相変わらずすごいねぇ。根掛かりはすべて回収したとか。

10月17日(金)晴 本流、右岸にて。

昨日、実績があったのはやはり本流右岸側。ゆっくりと9時過ぎに車で右岸側に移動。今日は平日ながら人が多くめぼしいポイントはすでに埋まっています。ガンガン瀬あたりは空いていますが、手に負えません。水門上の細い水路が空いていたのでそこからスタートです。10分ほどして15,6センチのオトリごろが掛かりました。これを持って本流の空いているところへ移動。運良く残り垢ポイントにあたったのかすぐに掛かりましたがミニサイズ。出水の後の型落ちなのか、良型は下ってしまったのか、ミニサイズが続きます。11時過ぎちょっと型が良くなり、それでも17,8センチどまり。計5本。
撃沈。前回に続いてお持ち帰り5本。
昼過ぎ、場所を少しずつ変えると根掛かりの連発です。掛けては根掛かりの繰り返しで数がまったく伸びません。左右前後の人たちも状況は同じですが、若くて元気な人、足腰のしっかりした人たちは川に立込んで回収しています。残念ながらそれができません。なかには、竿先をあげるとオトリが水面を割って出ているので、浅いところと思い立ちこむと、掛け針が、石に絡まった長〜い葦の先端に掛かっていて、近づくと急に深く、流れが強くなり、それ以上進めず回収できない。その悔しいこと。結局仕掛けを4回ブチ切り、轟沈。前回に続いて5本のお持ち帰り、でした。

10月18日(土)晴 本流、右岸にて。

今朝はとても冷え込みます。土曜日ですから常連さんが続々と集まります。帰ろうか迷いましたが、午前中だけでもやってゆくことに。今日も9時過ぎに右岸側へ。根掛かりポイントを避けながら2本ゲットもいずれもミニサイズ。ちょっとポイント変えて2本追加。うち1本は20センチ越えのオスの良型ですが、色は白いものの卵をはたいていて、シーズンの終わりを感じます。調子に乗ってさらに移動、初めてのポイント、黒い大き目の石横に送り込んだ途端、石裏の泡立ちに吸い込まれ、がっちり根掛かりしビクともしません。仕掛けをぶち切り、本日はこれにて終了です。